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ネットショップを成功させるためには Vol.5
  代表取締役社長 渡邊 桃伯子
株式会社ともクリエーションズ
代表取締役社長
渡邊 桃伯子(わたなべ ともこ)

「ネットショップを成功させるためには」というテーマで講演をすることがあります。 私は、ネットショップを成功させるには「商品力」と「やる気」が絶対不可欠で、この二点がない場合は、ネットショップを運営しないほうが良いとお話しています。

まず「商品力」についてですが、ネットショップではどこでも販売しているような商品では大きな効果は望めないのです。 スーパーやコンビニで販売している100円の歯ブラシを送料を支払ってまでネットショップで購入する人はいないでしょうが、10,000円の歯ブラシだったら、その価値を認めてもらえるのならば、購入する人がいるかもしれません。 「商品」にどうしても欲しいと思わせる「チカラ」がないとネットショップの成功は難しいと思います。

それから「やる気」です。 ネットショップは開店することがゴールではなく、開店してからがスタートです。 開店する以上は、最低一年間はやり続ける覚悟が必要です。 積極的にネットショップ運営に取り組む意欲は、サイト全体に表れます。 開店してからも商品を追加したり、商品に関連する情報を追加するなど更新をまめにしていかないと売上増大は望めません。

私はネットショップを開店するにあたって、次の五つのポイントが重要であるとお話しています。

 1. 目的と対象者は明らかになっているか
・何を販売するのか ⇒ ネットショップの目的は何か
・誰に販売するのか ⇒ ターゲットを明確にする
誰に何をどうやって販売するのか、どうすればお客様にその商品を欲しいと思ってもらえるのかなどの販売戦略を立ててください。 ネットショップのデザインもターゲットに合せて考えましょう。


 2. 顧客にとって価値があるのか
・有用な情報を提供する ⇒ 商品の魅力を伝える
・安心と信用を与える ⇒ 会社情報を掲載する
お客様に商品の魅力をどのように伝えていくのか、商品をできるだけ詳しくわかりやすく説明する文面を作りましょう。 またネットショップを運営している所がどのような会社かをきちんと伝えることも重要です。


 3. 運営体制が確保できるのか
・迅速な顧客対応体制を確保する ⇒ 誰が対応するのか
・定期的な情報更新を実現する ⇒ 誰が更新していくのか
お客様からの問い合わせに誰がどのように応えていくのか、メール対応体制を整えておきましょう。 商品の追加や商品に関連する情報の追加など、ネットショップの情報更新は誰がどのような方法で行なうのかも決めておいてください。


 4. 宣伝計画はあるのか
・ネットショップの告知方法・広告の種類を検討する
・検索サイト・電子メールを有効活用する
ネットショップの存在をどのように告知していくのかやネットショップのキーワードを考えて、インターネット広告の計画を立てましょう。 同報メール(メールマガジン)を出すための原稿や題材の準備も進めておいてください。


 5. 効果測定はどのように行なうのか
・アクセスログ分析を定期的に実施する
・アクセス数や売上高などの目標値を決める
アクセスログ分析は、お客様が来店までどのような経路をたどってきたのかを知るための鍵となるものです。 アクセス数と売上高の相関関係を把握するようにしましょう。


 「商品力」と「やる気」があって、この五つのポイントをきちんとおさえてネットショップを開店すれば、成功への道もそんなに遠くはないはずです。

(財)横浜産業振興公社
「IDECnow No.33」
2007年1月号掲載
クローズアップ
(財)横浜産業振興公社 「IDECnow No.33」 (2007年1月号)掲載